心は目に見えないものです。
ですから、相手が何を考えているのか、
何を感じているのか、わからなくて不安になってしまうことがあります。
他人の心だけではありません。
自分の心も、ときとしてわからなくなってしまうことがあります。
たとえば日常やビジネスで、どうしてあんなに怒ってしまったんだろう、
と後悔したことはありませんか?
好みのはずの異性から声を掛けられたのに、
あまり乗り気になれなかったことを、
後になってふしぎに思ったことはないでしょうか?
自分のことでも、ときにわからなくなる心のふしぎを、
心理学では数え切れないほどの実験を通して一つひとつ解き明かしてきました。
それは、目に見えない心を、
目に見えるように理論や法則という形にしていく作業でもあります。
これら心理学の理論や法則は、
私たちが日常で生活していくうえで、
役に立つものばかりです。