言語優位者は、
「テーブルがあって、その上にリンゴが置かれている」という「文章」に置き換えて覚えます。
聴覚優位者は、言語優位者同様、
目にした光景を「テーブルの上にリンゴがある」というフレーズに置き換えますが、
それを文字ではなく、音声として捉えることで記憶しようとします。
この三つの認知特性は、さらにそれぞれ二つのタイプに分けることができます。
視覚優位者には、
絵や写真のように映像を二次元的に捉えて思考する「カメラタイプ」、
空間や時間軸を含めて動画のように映像として認識をする「3Dタイプ」があります。
言語優位者は、文字や文章を映像化し、
それを元に思考する「ファンタジータイプ」と
文字や文章を図式化して思考する「辞書タイプ」に分けられます。
聴覚優位者には、
文章を音として捉えて処理するのが得意な「ラジオタイプ」、
意味を持たない音階やメロディーもイメージ化して処理できる「サウンドタイプ」があります。